社会とともにイキイキと生き続ける力を引き出す
一般財団法人 活育教育財団
設立趣意
社会とともにイキイキと生き続ける力を引き出す
戦後70年近く、日本の教育制度の基本方針は変わっておりません。その基本方針とは、大学で専門家を養成することを頂点とし、必要な知識や技能を段階的に小学校から積み上げていくという、知識詰込型/偏差値特化型の方針です。この教育方針は、日本における高度経済成長期に上手くフィットし、日本の再興に大きく貢献した制度であったといえます。
しかし、現在や未来と照らして考えた際に、大きな疑問が湧いてきます。今の日本の教育方針や教育制度は、現在/未来にもフィットしたものとなっているでしょうか?
今現在、世界はめまぐるしく変化を続けています。日本では少子化・高齢化が進み、人口は減り続けています。日本市場は縮小していく一方で、テクノロジーは発達し、グローバル化は急速に進み、生き方や働き方は多様化しています。これらの現象により、数年後の世界を正確に予測した上で行動し幸せな人生を歩むことが、既に容易なことではなくなっています。このような環境において、知識詰込型/偏差値特化型の教育を受けた子供は、一体どのように彼らの人生を生きていくのでしょうか?
これからの未来、更に大きく世界は変化していきます。テクノロジーの発達やグローバル化は更にそのスピードと規模を増し、未来における不確実性は更に高まります。今の小学生のうち65%は、今は存在しない職業に就くであろうという研究結果も出ているほどで、「未来は不確実であるという点だけが確実である」とさえ言えるかもしれません。これからの未来に生きる人々には、正解のない不確実な社会を、自分らしくイキイキと生き抜く力が必要とされているのではないでしょうか?
設立者はこのような基本姿勢に立って、教育事業を通じ、人々がイキイキと生き続ける力を引き出すことで、将来の社会の健全な発展に資することを期し、財団法人活育教育財団の設立を決意いたしました。
活育教育財団は、「社会とともにイキイキと生き続ける力を引き出す」教育の探求・開発・実践・啓蒙・助成活動を行う団体であります。
ご賛同者様からのご支援により、この目的が遂行され、社会貢献ができれば、設立者の喜びとするところであります。何卒、関係ご当局のご理解とご支援をお願いする次第であります。
平成26年12月22日 設立者
財団法人活育教育財団 代表理事 諸藤周平/野﨑智成
ミッション
社会とともにイキイキと生き続ける力を引き出す
活育教育財団は、「社会とともにイキイキと生き続ける力を引き出す」 というミッションを掲げ、これを実現するために2015年4月から活動を開始しました。「イキイキと生き続ける」とは、下記のサイクルを回し続けることができていることであると定義しています。
ビジョン2030
活育で日本をイキイキと!
〜活育を日本の教育界に浸透させ、日本一の活育体現者へ〜
※「活育」
「社会とともにイキイキと生き続ける力を引き出す教育」のこと。※詳細はミッション参照
※「『活育』を日本の教育界に浸透させる」
活育という言葉だけでなく、その概念自体が教育業界で遍く認識されている状態となっていること。
※「日本一の活育体現者」
自らが活育の実践者となると同時に、他教育団体とも協力しながら活育の概念を啓蒙し普及させることで、活育を推進する最も先進的な団体となっていること。
事業内容
ビジョンを達成し、ミッションを追求し続けるために
1. イキイキを引き出す教育機関の設立運営
活育教育財団では、新しい教育機関を設立し運営することで、「イキイキと生き続けるとはどういうことか?その力を引き出す教育とはどんなものなのか?」を考え続け、実践し続けていきます。
▼Katsuiku Academy Camp
Katsuiku Academy Campでは、これまでにない新しい21世紀型の教育キャンプを実施しています。
http://www.katsuiku-academy.org/
▼Katsuiku Academy 新しい形の学校の開設
これまでにない、全く新しい21世紀型の学校を創ります。
※詳細は近日公開予定です
2. 他教育団体への支援事業
活育のミッションと同じ志を持って活動している、他教育団体や個人への支援活動を行います。
▼Eduvation Hub
活育を推進し続けるため、活育イノベーションを生み出し続ける場を
創出します。参加するイノベーターには、様々な支援を行います。
対象となるイノベーターは起業家に限りません。社会起業家・教師・
大企業でのイントレプレナーなど、活育の推進を志向する方であれ
ば、どなたでも支援していきます。
3. メディアの運営
「イキイキと生き続ける」とはどういうことなのか、その調査研究で得た知見を紹介し、活育の更なる探求と啓蒙活動を行います。
※詳細は近日公開予定です。
メンバー
理事
諸藤 周平
代表理事
(株)エス・エム・エス(東証一部)の創業者であり、11年間にわたり代表取締役社長として同社の成長を牽引。
同社退任後2014年より、シンガポールにてREAPRA PTE. LTD.(https://reapra.sg/)を創業。アジアを中心に、数多くのビジネスを自ら立ち上げる事業グループを形成する。
個人としても創業フェーズの企業に投資し多くの起業家を支援し、人の学びや成長に強く興味を持つ。活育教育財団の共同設立者であり、代表理事。
1977年生まれ。九州大学経済学部卒業。
荻原 国啓
理事
ゼロトゥワン代表取締役社長
ソーシャルアントレプレナーズアソシエーション代表理事
ピースマインド創業者
慶應義塾大学経済学部卒。
1998年に個人・組織のメンタルヘルスサポートを行うピースマインドを創業。日本初のオンラインカウンセリングサービスを事業化。以後、心理・行動科学の専門性を活かした人と組織のサポートを600以上の組織に提供する従業員支援プログラムのアジア最大手企業に成長。
2016年ソーシャルイノベーション創出と志高い起業家輩出のために、ゼロトゥワンを設立。ライフワークとしても多くの起業家/経営者のメンターとしてサポートしながら経営を実践。
2018年社会起業家育成のために一般社団法人ソーシャルアントレプレナーズアソシエーション設立。
桑畑 英紀
理事
日系大手電機メーカー、および一般消費財世界最大手の米系企業日本法人にて、人事戦略・組織開発の各種プロジェクトを主導。
組織・人事分野コンサルティング世界最大手マーサーコンサルティングの日本法人にて、組織・人事改革コンサルティング部門代表・取締役を歴任。
2008年より、株式会社イマージェンスの代表取締役社長。イマージェンスは、組織・人事改革、リーダーシップ開発、教育・研修等のコンサルティング会社。
この他、株式会社リョーサン、株式会社りそな銀行(元)社外取締役、電通アライアンスパートナー 、ISL(Institute for Strategic Leadership)幹事・ファカルティなどを務める。
著書:「『死に至る病』から会社を救う」 (日本経済新聞社刊)、「強い組織をつくる」(PHP研究所刊)、「アニマルシンキング『思考グセ』からの脱却法」(監訳、英治出版刊)、「自分ゴト化~社員の行動をブランディングする」(ファーストプレス刊)。他、日経新聞、ビジネス誌等に論文・記事多数 。
竹川 隆司
理事
野村證券にて国内、海外(ロンドン)勤務等を経て、2011年より米国ニューヨークにてAsahi Net International, Inc.を設立。
同社代表取締役として、高等教育機関向け教育支援システム事業のグローバル化を推進。
2014年より東北の復興支援活動に参画、発起人代表として「東北風土マラソン&フェスティバル」立ち上げ。
同時に、一般社団法人インパクトジャパンにて、カタールフレンド基金の支援を受けた、東北での起業家育成・支援プロジェクト「INTILAQ」を主導、仙台市にイノベーションセンターを設立。2016年同センターにzero to oneを創業。
2017年一般財団法人活育教育財団理事に就任。
2006年ハーバード大経営学修士(MBA)。
野崎 智成
業務執行理事
活育教育財団の共同設立者、業務執行理事。
2004年に(株)エス・エム・エスへ参画、10名ほどのスタートアップの状態から営業部門・マーケティング部門・管理部門・新規事業開発・事業統括などを歴任し会社の成長へ貢献。
2014年に同社退社、「イキイキと生き続ける力を引き出す」をミッションに、株式会社Vilingホールティングズ・一般社団法人活育教育財団を共同設立。
中高生向けキャンプ事業、学校法人での特別授業などを行いながら、全く新しい学校の設立へ向けて準備活動中。
監事
小澁 高清
監事
公認会計士・税理士
公益・一般法人(財団・社団)等の非営利会計のスペシャリスト
あずさ監査法人では、監査第1部門・戦略部門であるパプリックセクター部を経て、現在、小澁公認会計士税理士事務所代表。
監査法人在職中より、多数の公益・公共部門のコンサルティングに従事するとともに、独立後も多くの公益・一般法人(財団・社団)・特殊法人・社会福祉法人・NPO法人・第三者委員会等の業務に携わる。
非営利関係の公職等として、内閣府公益法人等認定委員会の相談員、日本公認会計士協会非営利法人委員会委員、公益法人専門部会委員、会計士協会東京会公益法人委員会委員長・副委員長、公会計特別委員会副委員長等を歴任。現在は公会計特別委員会委員、社会福祉小委員会副委員長及び公認会計士協会千代田会幹事。
評議員
下島 一晃
評議員
早稲田大学国際教養学卒。
バイリンガル講師のみを採用する企業で英語講師を務め、社内トップ講師の一人として活躍。
2012年からは軽井沢のインターナショナルスクール(ISAK)の立ち上げに参画し、組織として持続的な成長を実現するための調査に基づいた組織改革の実行を担当。
バークレイズ証券株式会社にて世界中の投資家を顧客にビジネスを行った経験も持つ。
ハーバード大学の発達心理学者ロバート・キーガン教授から直接トレーニングを受けている。
中村 一彰
評議員
埼玉大学 教育学部卒
教育実習にて公教育の画一的な集団形成に違和感を抱き民間に就職。株式会社ゴールドクレスト、株式会社エス・エム・エスの2社に勤務。株式会社エス・エム・エスでは、創業期からマザーズ上場、東証一部への市場変更までの7年間で、新規事業・人事の責任者を歴任。2012年8月に退社。
同年、株式会社ヴィリングを創業。時代に合った教育への改革を志し、民間教育/公教育の両面から実践に取り組む。
著書:AI時代に輝く子ども-STEM教育を実践してわかったこと-
小学校教員免許
Lego serious Play 認定ファシリテーター
小金井市立前原小学校 理科専科教員(H29年度)
東京都教育委員会プログラミング教育推進事業者
大阪市教育委員会プログラミング教育推進事業者
町田 来稀
評議員
米ブラウン大学生物学部人間生物学科卒。
卒業後、C型肝炎のワクチン開発研究に取り組む。
2013年、日本初となる全寮制インターナショナルスクール(ISAK)の立ち上げメンバーとして活躍。
世界的に活躍するコーチのデーヴ・モーケル、MITのピーター・センゲ、米国のマインドフル・スクールでトレーニングを受け、アジャイル開発の認定スクラムマスター及びMBTI認定ユーザーでもある。
世界40都市、7000人以上にワークショップを行う経験を持つ。
森島 聖
評議員
2012年、慶應義塾大学卒。新卒で戦略コンサルティングファーム ローランドベルガーに入社、製造業や消費財メーカーなど様々なクライアントに対して投資判断や事業開発戦略などのテーマに従事。その後シンガポール支社に転籍して、日系企業向けに海外企業買収のアドバイザリーや、海外進出戦略の立案などを手掛ける。
2017年、シンガポールに拠点を置くベンチャービルダー・REAPRAにて経営企画に従事し、ゼロイチフェーズの投資先企業のサポートを担当。
2018年1月、「社会に心とのよりよい向き合い方を提供し続ける」をミッションにCocopiaを創業。
概要
法人名
一般財団法人 活育教育財団
設立年月
2015年 4月
所在地
〒106-0046 東京都港区六本木4-12-8 第6DMJビル3階
連絡先
info@katsuiku.org
協力企業
Viling Venture Partners
教育領域特化型の独立系ベンチャーキャピタル
教育にイノベーションを起こす企業の創出を目指し、主にアジア・ヨーロッパを中心とした教育領域に特化したシードステージのスタートアップ企業への投資や、起業家に対するインキュベーション支援・アクセラレータプログラムの運営を行っています。
株式会社ヴィリング
子供達の夢中を引き出すSTEM×探求型教育カンパニー
株式会社ヴィリングは、学童保育「スイッチスクール」の運営と小学生向け理数・ロボット・プログラミングスクールSTEMON(ステモン)の運営をしています。
Venturas Ltd
バングラディッシュを拠点とする教育事業ベンチャ−
ベンチュラスは、バングラディッシュで学生たちにパーソナライズド教育のプラットフォームを提供しています。また、バングラディッシュの新興マーケットの成長に貢献する「学習」と「働くこと」に関連するビジネスを展開していきます。
株式会社zero to one
最先端の「学びのプラットフォーム」を構築
学生、社会人、経営者向けの教育、研修
インターネットをベースとする電子教育サービス業務
IT活用、デザイン、ソフトウェア開発に関する教育、研修
https://zero2one.jp/
アクセス
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